諸君　私は合宿が好きだ
諸君　私は合宿が大好きだ

新人養成合宿が好きだ
ＭＴＢ合宿が好きだ
夏合宿が好きだ
秋合宿が好きだ
春合宿が好きだ
ＰＬＳＬ養成合宿が好きだ

山中で　街道で
街中で　草原で
雪山で　ジャングルで
泥中で　湿原で

この地上で行われるありとあらゆる合宿活動が大好きだ

合宿中に大雨に降られ惨めに歩くのが好きだ
木の下で雨宿りをしながらボソボソと食パンを食べる時など心がおどる

島のオヤジが操るトラックが一気に港まで運んでくれるのが好きだ
命からがら下山した時など胸がすくような気持ちだった

つま先をそろえたワンダラーの横隊が山を蹂躙するのが好きだ
恐慌状態の一年が息絶えそうに進む様など感動すら覚える

敗北主義の逃亡者達を旅路で吊るし上げていく様などはもうたまらない
巨大なザックを持ち、満員電車に乗って集合場所に向かうのは最高だ

ザックの重さに押し潰されて殲滅されるのが好きだ
退路を絶たれ害虫の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだ

諸君　私は地獄の様な合宿を望んでいる
諸君　私に付き従う一年諸君
君達は一体何を望んでいる？

更なる何を合宿に望むか？
情け容赦のない糞の様な合宿を望むか？！
鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の鴉を殺す嵐の様な闘争を望むか？！！


『合宿！合宿！合宿！』


よろしい　ならば合宿だ！


我々は渾身の力をこめて今まさに振り降ろさんとする握り拳だ！

だがこの暗い闇の底で一年間もの間堪え続けてきた自分にただの合宿ではもはや足りない！！

合宿を！！
一心不乱の大合宿を！！

我らはわずかに一個分隊　15人に満たぬ敗残兵に過ぎない
だが諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰している
ならば我らは諸君と私で総力100万と1人の軍集団となる

我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう
髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思い出させよう
連中に恐怖の味を思い出させてやる
連中に登山靴の狂音を思い出させてやる

天と地のはざまには奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる
１２人のワンダラーの戦闘団で
世界を燃やし尽くしてやる

「最後のワンゲルＡパーティーＳＬ代行より全部員へ」
目標奥秩父！！

平成１９年度新人養成合宿　状況を開始せよ！

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